midiキーボードは音楽制作に欠かせませんよね。
特に鍵盤奏者の方は必要だと思います。
今回はmidiキーボードの中でもかなり安価であるKORGさんが出しているnanoKEY2をレビューしていきます!!
この記事でわかること
・使い心地はどうなのか
・25鍵盤で足りるのか
・接続方法
・付属ソフトウェアについて
nanoKEY2の見た目と機能
おもちゃ間は否めないがバッチリ使える
かなり薄型で軽量です。
鍵盤にも厚みは無いので鍵盤奏者の方からすると物足りないかもしれませんね。
25鍵盤という事で音域はドレミファソラシドが2つ分あります。
じゃあ高い音、低い音は出ないの?というとそうではありません。
nanoKEY2の機能解説
OCT、PITCHなど音程を変える機能が備わっています。
OCT+を押すと高くなり、-を押すと低くなります。
PITCHは鍵盤を押しながら使うことで音程を変えてうねりといいますか、なめらかさを演出できます。
SUSTAINはここを押している間だけ鍵盤から指を話しても音が鳴り続けるというものです。
MODはモジュレーションです。
この中でよく使うのはOCTくらいですね。
PITCHやSUSTAINなんかはDAW内でいじった方が個人的にはやりやすいのでね。
nanoKEY2の使い心地について
このmidiキーボードを使用してもう4年になります。
僕はギター弾きなので鍵盤に関しては特に違和感を感じずに使用していました。
が、電子ピアノを購入してからは鍵盤に沈みがないことに少しだけ違和感を覚えました。
普段ピアノを弾く人からすると鍵盤が沈まない事や25鍵という両手弾きにはむかない少なさに「良くない」と感じるかもしれません。
僕はリアルタイムで打ち込むことはほぼしないので満足していますがリアルタイム入力を希望する人にとっては慣れが必要です。
長年使っていると不便な点は見つかりますが5000円という安さで最低限の打ち込みが出来るので非常に満足しています。
DTM始めようと考えている方は最初、midiキーボードよりもプラグインやスピーカー、ヘッドフォンなどにお金をかけるのが良いので、少しでも安く済ませるならnanoKEY2一択です。
接続方法はとってもシンプル
付属のUSBタイプケーブルをお使いのPCに挿せば使用できます。
特別ドライバが必要とかはないので簡単ですね。
接続するとmidiキーボードのLEDが光ります。光らない時はもう一回接続し直してみてください。
超重要な話:ソフトウェアが付属で付いてくる
これが1番nanoKEY2をおすすめする理由です。
KORG社のmidiキーボードにはソフトウェア音源や割引クーポンが付属するんです。
バンドルコードが付属する商品一覧
・microKEY Air ・microKEY2 ・nanoKEY Studio
・nanoKONTROL Studio ・nanoKEY2 ・nanoPAD2
※公式ページでバンドル対象と紹介されている商品ですが、Amazonで見るとバンドル対象の表記があるものとないものがあります。心配な方は表記がないものを購入するのは避けた方が良いです。
そしてこのラインナップにnanoKEY2も入っているというわけです。
これが中々豪華でして、以下ラインナップ↓
Ozone Elements
この付属ソフトが1番凄いなと感じました。
簡単に紹介すると自動マスタリングしてくれるプラグインです。
(マスタリングというのは作った楽曲の音量を上げたり音圧を上げてくれたりするものです。最初のうちはこれが上手くできないのでプロの曲と比べてスカスカに感じたり、素人感が出てしまうのですが、このプラグインを挿せば自動で最適な音量にしてくれるという神のようなものです。)
1番低いグレードのものが付属していますがそれでも単品で買えば15000円します。
以前無料配布していたこともあったり、セールで3000円くらいで買える時もありましたがmidiキーボードを購入するだけで付いてくるのは本当に凄いですよね。
Ozone elementsの商品ページはこちら
Skoove – Premiumプラン 3ヶ月トライアル
ピアノを学ぶためのレッスンアプリです。3ヶ月あれば毎日練習することである程度は弾けるようになります。
Melodics
キーボードやパッドコントローラーを学ぶためのアプリです。
音源だけじゃなくこういったレッスンアプリも入っているようですね。
M1 Le
シンセサイザーの音が入っています。僕は今のところStudioOne内に入っているシンセで満足しているので利用していませんが気分を変えたくなったら使ってみようかなと思っています。
A|A|S Pack
以下全て公式からの引用になります↓
・Lounge Lizard Session
フィジカル・モデリングならではの表現力にあふれたエレピ・サウンドで定評のあるLounge Lizard EP-3。Lounge Lizard Sessionは、そのLounge Lizard EP-3のエンジンを使った、シンプルかつ強力なバーチャル・エレクトリック・ピアノです。
・Ultra Analog Session
Applied Acoustics Systems社の、ファットで力強いサウンドで定評あるアナログ・モデリング音源「Ultra Analog Session」のライセンスです。
・Strum Session
Applied Acoustics Systems社の、生楽器ならではの表現力にあふれたアコースティック・ギターの“演奏”を可能にする物理モデリング音源「Strum Session」のライセンスです。
Digital Synsations
80年代後半から90年代前半に流行したシンセサイザーのサウンドを収録したものです。
これ結構人気らしく、単品で買うと15000円くらいします。
そんな製品が5000円代のmidiキーボードに付属っておかしいですよね。笑
DTM界では割とこういうことが起きるので常にコスパとの戦いです。
Reason Lite
Reason Liteは、Reasonのフル・バージョンと同じインストゥルメント、エフェクト、レコーディングおよびミキシング・ツールの多くを提供し、8つのインストゥルメント/オーディオ・トラックが利用できます。(公式から説明文引用)
僕もあまりよく分かっていないのですがReasonというソフトはDAWソフトに読み込める他、Reason内で色々音が作れるようです。
初期段階では嬉しいセットかもしれませんね。
「Live」シリーズ (ディスカウント・クーポン)
Ableton社のDAWソフト「Live」、「Live Suite」、「Live Intro」のいずれかを購入する際に使えるクーポンコードが付いています。
→ソフトウェアのダウンロードはこちら
まとめ:nanoKEY2はDTM初心者におススメ
DTMを始めたての場合、色々なところにお金がかかります。
打ち込み主義、ピアノが弾けるという方にはおススメしませんが、「コスパ重視!安くても使えるならいい!」という方にはnanoKEY2はとても良いのでぜひご検討ください。
あと言い忘れていましたが25鍵盤のほかに32、49、61、88鍵があります。
25~32は場所を取らない代わりに両手弾きには少し向かないのが特徴で、49~61は机の幅を取りますが演奏はしやすいです。
88はプロが使用していることが多いです。
ピアノ演奏者の方も88鍵まであると満足のいく表現ができるでしょう。ただ値段はそれなりにするので財布と相談ですね。
以上で記事は終わりになります。
49鍵盤midiキーボードのレビュー記事も書きました!↓
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