作曲、歌詞作りを経験する人にめちゃくちゃ良い本を見つけたので紹介します。
タイトルは「作曲・編曲・作詞でプロになりたい人が 成功する方法 挫折する理由」
この本が特に刺さる人の特徴はこちら↓
・作曲家としての未来のビジョンが見えない、または不安を感じている方
・具体的な歌詞の書き方が分からない人
・プロの作曲・作詞家になる方法を知りたい人
最近Kindleで作曲に関する本を読み漁っている中、この本は非常にタメになりました。
なんか腑抜けきった体に渇を入れてもらったイメージですね。笑
全作曲家にこの本がおすすめな理由
まず第一として作曲家のプロになりたい方や伸び悩んでいる方がこういった本を読む機会が多いですよね。
この本ではそんな方の悩みや不安を高確率で解消してくれます。
僕の悩みはこんな感じでした。
・作詞がいつも言葉を並べただけになっている感じがする。なんか薄っぺらい。
・作曲にかける時間はたくさんあるのに何かにつけてやらないでいる。←現実逃避
・プロの作曲家になれるビジョンが見えない。不安。
これぐらい細かい悩みって検索のしても見つけにくいですよね。
以前の僕はこういった悩みは作曲や作詞が上手くなることで払拭していくものだと思い込んでいました。
しかし本には具体的な解決策が事細かく書かれていたんです。
例えば、「結果が出ない人に共通する原因」という見出しがあるのですが、そこには箇条書きで5つ原因を述べてくれています。
①自分の現実を知らない
②自分の現実を見ないフリをしている
③言葉と行動が一致していない
などなど、全部書き出すのはなんかネタバレというか気が引けるので書きませんが、この後もそこから1つ1つタイプ別に打開策を提示してくれます。
それがまた的確で素晴らしいんです。めちゃくちゃ刺さりました。
しかもこの本って音楽以外にも言えることを教えてくれているんですよ。
上記で書いた3つの事って何かでプロになろうとしている人全員に共通して言えることなんですよね。
ダラダラ過ごしちゃう系人間には超絶効き目あります。。。笑
毎日を無駄にしちゃっている人へ
僕もそうですがやらない理由を探しちゃっていませんか?
「このYoutube観終わったら作業しよう」「今日は昨日よりも長く作業したから終わろう」「バイトが疲れたから今日は休んで明日から頑張ろう」
作曲という基本どこでもできてしまうものは、その手軽さゆえにどんどん後回ししていく傾向にあると思っています。
実際僕も長時間椅子に座ると腰が痛いのでモチベーションが上がってから作業しよう。と思って気付けば夕方とかめちゃくちゃあったんですよ。
そんな中この本を読んでからは完全ではないものの徐々に”甘え”を排除できるようになってきました。
今までYoutubeで作曲のモチベーションアップ動画を見たりしてやる気は出すもののやはり長続きはしなかったんですね。
でも本を読むという自分の意志で頭に焼き付けた言葉のおかげかそのモチベーションは持続しています。
とにかくPCに向かう、楽器に触ることも大事だなと感じます。
Youtubeよりも深い部分を知るには本がおすすめ
Youtubeにもプロの作曲家、DTMerがいますがやはりまだまだ音楽関係に関しては本の方が深い部分を学べる気がします。
これまでYoutubeで独学してきてあれですが、動画の内容が20分だとして為になる部分って体感5割くらいなんですよ。
それに比べて本だと無駄話がない+簡潔にまとめてあるので20分読んだら8割は為になります。
もちろんYoutubeにも強みはあります。
例えば「ダンスミュージックが作りたいな」「テクノ系が作りたいな」といった悩みならYoutubeという動画媒体の方が分かりやすかったりしますからね。
作詞に特化した動画が少ない
作曲は徐々に充実してきているものの作詞に関してはYoutube上であまりみかけません。
これは僕的に作曲よりも難しいからだと思っています。
作詞は曲がないとなかなか思いつかないでしょうし、既存曲に歌詞を当てはめてみるやり方もYoutubeでは実演しにくいと思います。
そうなると動画よりも本の方が同じ文字を扱った物として伝わりやすいです。
今回紹介した本にも作詞のコツや作詞に対する考え方、どういう思考で文字を書けばいいのかなど超参考になることがたくさん書かれていました。
おかげで比喩表現が多かったり、ちょっと奇麗な言葉を並べただけのような歌詞からは打破出来た気がしています。
最後に:曲を作る全ての人に向けて
ここまで書いてきてネガティブなことを言いますが、この本を読んだからと言ってプロになれるかと言ったら全くもってそうではありません。
なぜなら結局は自分次第ですから。
この本を読んでも行動をしなければ読む前と同じレベルです。
じゃあ読まなくても行動しまくればいいじゃん。と思った方はちょっと待ってください。
ドラゴンクエストというゲームで例えるとこの本はメタルスライムみたいなものなんです。(メタルスライムは倒すと通常の敵よりも多くの経験値を落としてくれるモンスター)
普通のモンスターよりもメタルスライムを狩っていった方が近道ですよね。
それと同じでこの本もたくさんの経験値を落としてくれます。
あなたの作曲人生がより良いものにするために読んでみてもいいでしょう。
KindleUnlimitedの無料体験なら0円で読むことが出来ますので本を購入する前にチェックしてみてください。